1分でわかる催眠の歴史・第1回『WEB催眠講座』

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催眠コミュニケーション講座では、ヒプノセラピスト(催眠療法士)が用いる催眠誘導などのテクニックを紹介します。

催眠誘導のエッセンスを学び、日常生活のコミュニケーション向上に役立たせていただければ幸いです。

簡単な催眠の歴史

催眠には二つの催眠があり、それぞれ古典催眠と現代催眠に分けられています。

古典催眠 (主に指示的な催眠)

1770年代  フランス・アントン・メスメル(医師)

メスメルは、動物磁気と呼ばれるエネルギーが病を治すとし、神秘的かつ権威的な暗示により難病を治療した。

この治療法をメスメリズムともよんだ。

後にルイ16世の指示で科学者たちが動物磁気を調査し、これを否定した。

この頃は催眠という名前はまだありませんでした。

そのかわりに、催眠現象は動物磁気がおこしていると考えられていました。

1840年代  ジェームズ・ブレイド(医師)

ブレイドは、メスメルの動物磁気をトランス現象のひとつと考え、一点を見つめさせることにより被験者を催眠状態に誘導する技法を開発した。これを一点凝視法という。

ヒプノス(ギリシャ語で眠りの意)という言葉をもとに、 催眠=ヒプノシスという言葉をつくった。

ブレイドはメスメルの神秘的な治療行為を、科学的に解明しようとしました。

催眠は術者の言葉や態度により、効果が増すことが知られました。

1890年代  ジークムント・フロイト(医師)

精神分析に催眠を用いたが、あまりうまく催眠を使えなかったため、自由連想による精神分析に移行したと言われている。

フロイトが催眠を放棄したことにより、催眠が臨床現場で用いられることがかなり少なくなった。

フロイトが催眠を放棄した後、催眠は催眠術ショーくらいでしか使われなくなった。

ここまでが古典催眠の時代です。

現代催眠 (おもに許容的な催眠)

1930年代  ミルトン・ハイランド・エリクソン

催眠を再び治療現場で用いて、その有効性を世界に広めた。

催眠をコミュニケーションととらえ、指示的な暗示だけでなく、許容的な暗示でも患者に影響をあたえた。

エリクソンは患者一人一人の個性に合わせて、独創的な治療法をそのたびにつくりだした。

エリクソンは催眠を心理療法として復活させ、無意識の可能性に光を当てました。

ここからが現代催眠のはじまりです。

その後、エリクソン博士の弟子たちが、エリクソン催眠療法を研究し、その成果を書籍などで発表しています。

まとめ

●シャーマニズムの時代から神秘的な治療は行われていたし、効果があった。

●フロイトは催眠の効果がクライアントによってまちまちなのを嫌い、催眠を捨てた。

●フロイトが捨てた催眠を、エリクソンは再び臨床で用いた。

●エリクソンはクライアントがそれぞれが違う反応を示すことを受容し、それにあわせて柔軟に治療を変化させた。

●エリクソン的な催眠を現代催眠とよぶ。

以上、簡単に催眠の歴史をまとめてみました。

もっと詳しく知りたい方は、下記の書籍をお読みください。

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