何かを覚えるのに一番良い状態とは。エリクソン博士のなぞなぞと物語・第3回『WEB催眠講座』

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 ミルトン・エリクソン博士は、よくセラピーや心理療法セミナーでなぞなぞやクイズを出したそうです。

どうして彼はクライアントや生徒に、クイズやなぞなぞを出したのでしょうか?

(答えは最後のほうで) 

エリクソン博士が好んだクイズやなぞなぞ

一問目:10本の木があります。

その木を4本ずつ並べて、5列作りましょう。

答え:星形

解説:一見解決できないような事柄も、ちゃんと解決できることを示唆しています。


二問目:下の線は人の心理を表しています。なんでしょう。

| ― / 

答え:人の首の動き。縦は賛同、横は否定、斜めはわからない

解説:多くの人から賛同得たいなら、縦の人に話しかけるとよいでしょう。


三問目:あなたは自分の利き腕を知っていますね。

では、自分の利き指はご存じでしょうか?

答え:両手を結んだとき、親指が上に来るほうが聞き指

解説:あなたの無意識は、自分の知らないことをすでに知っています。


四問目:710 の違った読み方をしてください。 

答え:OIL

解説:視点を変えるといろいろ見えてきます。

どうしてエリクソン博士がなぞなぞを好んだのか?

なぞなぞは通常、子供の頃におこなう遊びです。

そのなぞなぞを真剣に大人に考えさせることにより、エリクソン博士は「さあ、子供にもどりましょう」と誘っているのです。

何かを新しく学ぶときには、子供に返るほうが柔軟に学べます

子供の頃、私たちは何にでも興味を持ち、心を開いていろいろな物事を吸収しようとしていました。

エリクソン博士は、クライアントやセミナーの参加者になぞなぞを出すことにより、一種の年齢退行を自然とおこし、子供の柔軟な心で新しいスキルを吸収できるようにしたのでした。

エリクソン博士の治療的な逸話、物語

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なぞなぞ同様、エリクソンは患者がすでに持っている問題解決のための資源を再び利用できるように(思い出させるために)、よく短い逸話や物語を患者に聞かせました。

物語を聞くという行為も、患者を子供時代にもどす効果があります。

エリクソン博士は、標準的な催眠誘導以外にも、自然と催眠状態に患者を誘導するすべに長けていました。

この自然な誘導法を、エリクソン催眠と呼ぶことがあります。


もっと詳しく知りたい方は、書籍「私の声はあなたとともに」(シドニー・ローゼン)をおすすめします。

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