これは催眠が上達してから覚えた方がいいかも『混乱技法』

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今回は、催眠誘導の時にミルトン・エリクソン博士が好んで使用した、混乱技法を紹介します。

混乱技法の特徴

私たちは頭で処理できないことが起こると、思考を放棄してトランスに逃げ込む性質があります。

この性質を利用して、理解が難しいことや訳のわからないことを相手に投げかけ、混乱させます。

いわゆる左脳派の方には、混乱技法が有効だと言われています。

混乱技法のやり方

混乱技法には会話によるものと、相手に何かを考えてもらうものがあります。

会話による混乱

まずは対になる言葉を選びます。

(例)

  • 意識ー無意識
  • 知っているー知らない
  • 正しいー間違い
  • わかるーわからない
  • いまーあと

etc

実際に文章にしてみる

反対の言葉を何度も使うと、下記のような文章をつくることができます。

(例)

「私たちは知っていることを知らないことがありますし、知らないでいると知ることができますが、知ると知らないということを知ることができません。

また知らないことを知っているということもありますし、知っているということを知らないと、知らないのに知っていると知ることができます」

はい、訳の変わらない文章ができましたね。

この意味がありそうでなさそうな文章を延々と被験者に聞かせると、被験者はやがて催眠状態へと避難していきます。

計算をしてもらう

被験者に単純だけど疲れる計算をしてもらう混乱技法もあります。

(例)300から3ずつ数を引いて計算させる。

このとき施術者が数にまつわる話をすると、より混乱を促進することができる。

注意点

すでに頭の中が混乱している被験者には、混乱技法を使うのは避けましょう。

不安感や無力感が強まる恐れがあります。

個人的には混乱技法はあまり使わない方がいいと思います。

上手く使わないと被験者がバカにされたと感じて、ラポールが崩れるリスクがあります。

お薦めの本

書籍「二月の男」に、エリクソン博士が実際におこなった混乱技法が掲載されていますので、興味のある方はそちらをお読みください。

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