やってしまうと症状が悪化する?心の不安を抱えている家族にしない方がいいこと

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家族の一員が心の病気になると、本人だけでなくその家族も病気に取り組むことになります。

そんなとき、家族が不適切な行動をとることで、患者の症状が悪化することがあります。

今回の記事では、対人関係療法の考え方から、心に不安を抱えている本人に、家族がしない方がいいことを紹介していきます。

しない方がいい、いくつかのこと

悩みを抱えつづけている家族構成員がいる場合、最初のうちは家族も優しく接することができるのですが、いつしか感情にまかせていろいろやりはじめてしまいます。

不安を抱えている本人を非難する

不安を抱えている状態で一番困っているは本人です。

その本人に、「このままでいいと思っているの」と、今の現状を否定するような言葉がけをするのはNGです。

本人はなんとかしたいと思っていても、それができないのでストレスがたまります。

そのうえ、家族から非難の言葉を浴びるとさらに不安からの脱却が難しくなります。

非難する代わりに、本人が安心できるような言葉をかけてみてはどうでしょう。

いろいろアドバイスをする

家族はよかれと思って、不安を抱えている本人にいろいろアドバイスをしてしまいます。

本人が求めていないときのアドバイスは、ただのプレッシャー(押しつけ)になります。

アドバイスするのは極力ひかえましょう。

アドバイスする代わりに、本人からつらい気持ちを聞いたら共感してあげましょう。

家族が暗い顔をする

不安を抱えている本人は、家族の雰囲気にも敏感です。

家族が暗い顔をしていると、自分のせいで負担をかけてしまっていると思って、ますますストレスを感じてしまいます。

あまり神妙な顔をしないで、問題が起こる前の普段と似た雰囲気をつくってあげましょう。

反省して謝りつづける

自分の子供が不安を抱えてつづけるとき、親は自分の子育てを反省し、子供に「ごめんね」とやたらに謝ることがあります。

子育てを見直すのはいいことでしょうが、何度も謝られれると、『自分が親を困らせているんだ』と本人は思い込んでしまいます。

謝ることで自分が救われようとするのではなく、不安を抱えている本人の気持ちを楽にすることを優先としましょう。

もし後悔の気持ちを誰かに伝えたいのなら、本人以外の気持ちを受け入れてくれそうな人にしましょう。

やたらと励ます

気分が落ち込んでいる人に、「がんばって」はあまり役に立ちません。

不安を抱えやすいひとは、真面目な頑張り屋さんが多いです。

がんばって何とかなるのなら、とうに何とかなっているはずです。

もうすでにがんばっているのに、家族からさらに「がんばって」と言われると、『まだがんばりがたりないんだ」とますます本人は落ち込んでしまいます。

症状が軽い落ち込みの場合には励ましは役に立つことがあります。

でも症状が重い場合は励ますよりも、今できていることや、存在そのもの、いま感じている本人の気持ちを認めてあげる方がいいでしょう。

まとめ

家族はあまり余計な世話をやかずに、本人が安心して気持ちを打ち明けられる雰囲気をつくってあげましょう。

不安を抱えている本人にかわって家族が問題を解決してあげることはできません。

その代わりに、本人の気持ちに共感してあげることで、本人が問題を解決するためのエネルギーを家族が充填してあげられるのではないでしょうか。

参考文献:拒食症・過食症を対人関係療法で治す

※心の不安はときに命に関わることもありますので、医師又は専門家に相談することも家族は考えておく必要があります。

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